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全日本大学駅伝予想(8)早稲田大学(※改10/29)

1区武田凛太郎区間6位(3位と+21秒)
2区柳利幸(6→5)区間7位(+21秒)
3区中村信一郎(5→6)区間7位(+8秒)
4区平和真(6→6)区間3位(+13秒)
5区佐藤淳(6→6)区間5位(+26秒)
6区井戸浩貴(6→6)区間10位(+2分16秒)
総合6位(予想5位)区間は全外し
補欠・・藤原・安井(光延・永山)
順位は山学が思った以上だったのはありましたが、中村・佐藤が頑張った反面、柳・井戸が上手く走れませんでした。区間は武田の調子を読み間違えたのはありましたが、アンカー井戸くらいは当てたかった。武田は万全なら最も試したかった選手ですが、素晴らしい走りでしたね。川端や木村といったライバル校のエースにはまとめたものの、引き離された後もしっかりとまとめて全日本・箱根も見たくなる走りでした。ただ、柳は中村・江頭などにも負けて前との差を詰めるどころか離されてしまいました。東海大を交わして欲しかったのですが。中村は順位こそ落としたものの、春日・塩谷とあまり区間タイムに差がなく引き離されなかったのは良かったと思います。平は区間上位を狙って欲しい選手でしたが、3位ということである程度自信をもって良い結果だったと思います。終盤引き離されましたが、序盤突っ込みましたし、仕方ないかなと。佐藤は終盤引き離されたのは少し残念でしたが、かなり不安だったのでしっかりとまとめたという点で収穫だったと思います。長い距離のほうが得意な選手ですし全日本ではさらに好走してほしいですね。井戸はいつも安定しており期待していたのですが、序盤良かったもの後半失速。1kmで7秒詰めていますが結果だけみるともう少し徐々に追いついても良かったかなと。全体的には武田・中村と主要区間で他大の主力と渡り合えた一方で、終盤引き離され東海大や東洋大に負けてしまったのは反省点でした。終盤引き離された要因としては序盤突っ込んだのも一つの要因かなと。井戸を見ていると1kmで東海大に追いついても向かい風で並走していましたからね。柳が伸びてすぐに追いつけたとしても各選手積極的に走ろうと思っていたようですし、もっと強くなるかそれとも他の選手を風よけに使って賢くなる必要があると思います。

4年
高田康暉
箱根15年2区6位・14年2区1位(2区4位)・13年補欠(2区4位)
全日本15年(4組28位)・14年2区7位・13年6区3位・12年5区6位
関カレ15年5000M8位・13年ハーフ9位
長距離ブロック長。昨年箱根2区区間賞で長い距離の方が得意。日本インカレは30分27秒で23位だった。

柳利幸
箱根16年(2区7位)・15年9区4位・14年7区5位(1区9位)・13年8区14位(補欠)
全日本15年(1組1位)・14年1区8位・13年1区15位・12年1区12位
関カレ14年10000M8位
前半戦は故障で出遅れたものの全日本予選会で復帰し、日本インカレは14分7秒で9位。出雲は2区だったが稼げず。

中村信一郎
箱根16年(3区7位)・15年1区11位・14年10区10位(5区8位)
全日本15年(3組22位)・14年3区15位・13年補欠
関カレ15年10000M23位ハーフ25位
前半戦は重要な舞台で結果を残せず。ただ、日本インカレは28分52秒の自己ベストで5位。出雲でも区間5位と7秒差で粘った。

三浦雅裕
箱根15年6区1位・14年6区2位・13年補欠
全日本14年補欠・13年補欠
関カレ15年3000SC予選・14年5000M25位
山下りを得意としている選手。ハーフ62分台を持っているが平地では非常に波がある。秋になってからレースにでていない。

3年
武田凜太郎
箱根16年(1区6位)・15年7区5位・14年3区5位(4区5位)
全日本14年補欠・13年5区4位
関カレ13年10000M25位
1年の頃から安定しているものの、故障が多い選手。前半戦は7月に記録会に復帰して14分35秒で走った。出雲1区で健闘。

井戸浩貴
箱根16年(6区10位)・15年3区8位・14年8区9位
全日本15年(4組8位)・14年6区3位・13年7区3位
関カレ15年ハーフ2位・14年ハーフ7位
前半戦関カレハーフ日本人トップ。日本インカレは29分1秒で9位だった。出雲はアンカーだったが後半失速。

平和真
箱根16年(4区3位)・15年4区9位・14年4区2位(補欠)
全日本13年3区7位
関カレ14年10000M16位・13年5000M34位
5000Mで日本選手権にも出走したスピードランナー。日本インカレは14分8秒で10位だった。出雲は区間3位と実力を出せた。

佐藤淳
箱根16年(5区5位)・15年補欠・14年(補欠)
全日本14年7区12位・13年補欠
関カレ14年ハーフ20位
下級生でジワリと力をつけてきた選手。前半戦はホクレンで29分46秒で復帰した。出雲は終盤林に引き離されたが、区間5位。

2年
安井雄一
箱根16年(補欠)・15年8区7位
全日本15年(3組7位)・14年補欠
関カレ15年10000M15位・14年1500M予選
重要な舞台で安定しており、ホクレンで29分7秒の自己ベスト。大学では長い距離に重点を置いている。出雲記録会は14分29秒。

光延誠
箱根16年(補欠)・15年補欠
全日本15年(2組11位)・14年5区11位
関カレ14年5000M12位
昨年の日本インカレ5000Mで入賞した選手。今年の日本インカレ14分38秒で18位。出雲記録会は14分15秒。

藤原滋記
箱根16年(補欠)・15年補欠
高校時代実績のある選手。前半戦は4月半ば以来のレースだったホクレンで29分34秒の組トップ。出雲記録会は14分16秒。

石田康幸
全日本14年補欠
14分19秒の自己ベストで入学してきた。大学に入ってから好走はなかったが、早稲田記録会で29分47秒の自己ベスト。

1年
永山博基
箱根16年(補欠)
全日本15年(2組4位)
関カレ15年5000M10位
前半戦ルーキーで最も勢いがあった。関カレで13分58秒、ホクレンで29分19秒の自己ベスト。早稲田記録会29分41秒の組トップ。

予想オーダー
武田3ー高田4ー柳4ー中村4ー永山1ー平3ー藤原2ー井戸3
精一杯のエントリーはできたかなという印象。三井は外れましたが秋になってからそこまで目立っていませんし、10000M自己ベストを出した石田や箱根6区区間賞の三浦のほうが入るのは妥当でしょう。1区は武田。出雲と同じく序盤先頭集団に食らいついて結局第二集団の前では渡してくれると思います。高田は昨年と同じく展開の早く距離が4番目に長い2区。距離は短いですし、昨年の区間順位や区間タイムが一つ目標になるかな。3区は平と柳で迷いましたが、出雲・全日本はずっと序盤区間を担当している柳に。出雲のリベンジをしてほしいです。中村は出雲悪くなかったですし、主要区間の4区。出雲と同じく引き離されないように走ってほしいですね。光延・志方などルーキーは5区に起用されることが多いので5区に永山。密かに区間3位以内に入って箱根は主要区間も見たくなる走りをしてほしいです。平はスピードがあるので、シード争いをしている場合は後ろを引き離してほしいです。7区はスタミナ型の選手が起用されると思い安井にしてみました。佐藤・藤原など選択肢は結構あると思うので一番調子の良い選手を起用して欲しいです。(※藤原・光延の調子が良いらしいのでどちらかと予想。)アンカーは出雲失敗しましたが、井戸。20kmと距離はさらに長くなるので冷静に走ってほしいですね。三冠を目指していたようですが、チーム状況を考えるとシード権獲得が最低限の目標でその上でどれだけ順位を上げられるかという印象。シード権獲得できる戦力はありますが、昨年の全日本失速する区間があったり今年の出雲6位だったりと勝負弱さが見られるので、終盤一秒にこだわって少なくともシード権は獲得したいところです。

出雲駅伝予想(1)早稲田大学

4年
柳利幸
箱根15年9区4位・14年7区5位(1区9位)・13年8区14位(補欠)
全日本15年(1組1位)・14年1区8位・13年1区15位・12年1区12位
関カレ14年10000M8位
前半戦は故障で出遅れたものの全日本予選会で復帰し、日本インカレは14分7秒で9位。1区は苦手としている。

中村信一郎
箱根15年1区11位・14年10区10位(5区8位)
全日本15年(3組22位)・14年3区15位・13年補欠
関カレ15年10000M23位ハーフ25位
前半戦は記録会では良かったものの、重要な舞台で撃沈。ただ、日本インカレは28分52秒の自己ベストで5位。

3年
武田凜太郎
箱根15年7区5位・14年3区5位(4区5位)
全日本14年補欠・13年5区4位
関カレ13年10000M25位
1年の頃から安定しているものの、故障が多い選手。前半戦は7月に記録会に復帰して14分35秒で走った。

井戸浩貴
箱根15年3区8位・14年8区9位
全日本15年(4組8位)・14年6区3位・13年7区3位
関カレ15年ハーフ2位・14年ハーフ7位
安定しているものの爆発力はない印象だったが、前半戦関カレハーフ日本人トップ。日本インカレは29分1秒で9位だった。

平和真
箱根15年4区9位・14年4区2位(補欠)
全日本13年3区7位
関カレ14年10000M16位・13年5000M34位
故障は少なくないが、5000Mで日本選手権にも出走したスピードランナー。日本インカレは14分8秒で10位だった。

佐藤淳
箱根15年補欠・14年(補欠)
全日本14年7区12位・13年補欠
関カレ14年ハーフ20位
下級生でジワリと力をつけてきた選手。前半戦はホクレンで29分46秒で復帰した。長い距離の方が自己ベストは良い。

2年
安井雄一
箱根15年8区7位
全日本15年(3組7位)・14年補欠
関カレ15年10000M15位・14年1500M予選
前半戦は重要な舞台で安定しており、ホクレンで29分7秒の自己ベスト。大学に入ってからは長い距離に重点を置いている印象。

光延誠
箱根15年補欠
全日本15年(2組11位)・14年5区11位
関カレ14年5000M12位
昨年の日本インカレ5000Mで入賞した選手。今年度に入ってからは日本インカレ14分38秒で18位など昨年ほどの勢いはない。

藤原滋記
箱根15年補欠
光延・安井と並び高校時代実績のある選手。前半戦は4月半ば以来のレースだったホクレンで29分34秒の組トップ。

1年
永山博基
全日本15年(2組4位)
関カレ15年5000M10位
前半戦全大学のルーキーで最も勢いのあった選手。関カレで13分58秒、ホクレンで29分19秒の自己ベスト。

主なエントリー漏れ
高田康暉(4年)…長距離ブロック長。昨年箱根2区区間賞で長い距離の方が得意。日本インカレは30分27秒で23位だった。

予想オーダー
中村4ー平3ー井戸3ー永山1ー安井2ー柳4
高田がエントリー漏れしたのは意外でしたが、昨年も日本インカレの成績が良くなく、出雲はエントリーに入っていなかったのであまり問題はないかなという印象。前半戦終えて厳しいかなと思っていた中村が日本インカレ好走したので1区。あとは2年連続1区を走る予定だった柳が候補になってくるかなという印象。1区に全く不安がなければ永山と思っていましたが、失速する可能性も拭えないので2区には平。3区と6区には駅伝で主要区間を務めている上級生の井戸と柳を配置。昨年4年生の田口がアンカーでしたし、関カレハーフみたいに存在感ある走りを井戸に期待してこの配置にしました。4区にはそろそろ流れが落ち着いているでしょうし1年の永山を、5区にはスタミナ型で主要区間を任せることも考えた安井を配置しました。7月に復帰してまだ全力のレースを見ていない武田を外しましたが、武田が状態を戻していると予想が難しいですね。平か安井あたりを外すことになるのでしょうか。出雲における最大のカギは1区。中村は前半戦あまり結果を残せていませんし、平も昨年度は箱根しか出ておらず悪い流れを立て直せるかも未知数なので。全体的には主力は安定感ある選手が多いものの、優勝候補のエースと比べると見劣りしますし、繋ぎ区間も大きくアドバンテージをとっている訳ではないかなという印象。序盤区間さえ上手く流れれば3~5位くらいで収まるかなという気がします。

全日本大学駅伝予選会結果&前半戦のまとめ(11)早稲田大学

4位早稲田大学 3時間59分40秒00
1組 1位柳利幸29:56.51 7位三井泰樹30:16.58 組1位(2位に-14秒79)
2組 4位永山博基30:03.08 11位光延誠30:20.81 組2位・通算1位(-22秒56)
3組 7位安井雄一29:47.88 22位中村信一郎30:02.42 組8位・通算1位(-15秒65)
4組 8位井戸浩貴29:20.24 28位高田康暉29:52.48 組8位・通算1位(1位から+41秒32)
補欠 平和真 藤岡孝彰
予想1位(6→1→1→1)
もともと2位通過はあると思っていましたが、柳・光延が出てきて4位通過は予想外でした。光延が思ったより良くなかった分は永山がカバーしましたが、高田の分ずれました。柳はどのような状態が不安だったのですが、戻してきていたようですね。しっかりと組トップでチームに勢いをつけようとしていました。三井は終盤離されたものの、スピードがないので想定内。しっかりと一桁でまとめて1組の時点では万全でした。2組は永山は大学に入ってからは初の10000Mだったので上位でまとめてくれたら十分と思っていましたが、終盤までトップ争いをして4位と好走しました。一方、組トップも狙って欲しかった光延は11位。スピードがあるのでラストまでいければと思っていたのですが、レース勘が鈍っていたでしょうか。3組はほぼ予想通りの結果でした。安井は早めに離れたもののそこからしっかりと順位を上げていって7位。順位やタイムに不満はありませんが、これから早稲田を背負っていく選手としてはもう少し先頭に食らいついて欲しかったでしょうか。中村は関カレと同じくまとめられませんでした。そこまでペースの上げ下げが激しかったわけではないので、もう少し粘って欲しかったです。最終組は井戸は組8位とまずまず。欲を言えば終盤もう少し3位集団に食らいついて6位までと僅差でゴールしたかったですが、合格点の走りだと思います。高田は監督の指示でキトニーについていって終盤タイムを大きく落としてしまいました。勢いにのっていた松枝も早めに離れましたし、少し無謀だったでしょうか。全体的には1,2組は悪くなかったのですが、トップ通過するためには中村があと15秒、高田があと30秒速く走る必要があったでしょうか。ただ、高田が無理をしなければ2位通過はできたでしょうし、そこまで心配する必要はない結果だったと思います。

主要区間を担うべき選手
エースの高田は春先に13分50秒の自己ベストを出したものの、関カレ・全日本予選会ともう少し走って欲しかったです。ただ、もともとトラックより20kmが得意な選手ですし、心配ないでしょう。井戸は関カレハーフ日本人トップ、ホクレンで28分54秒の自己ベストと安定感に加えて存在感も徐々につけてきましたね。柳も関カレ欠場しましたが、全日本予選会で復帰するとホクレン13分47秒の自己ベストを出しました。武田は4月半ば以降レースに出ていなかったものの、7月に復帰して7月末の記録会で14分35秒と徐々に復帰しています。また、前半戦良かったのは安井。関カレ・全日本予選会としっかりと粘るとホクレンで29分7秒の自己ベスト。もう少しスピードがつけば更に活躍できそうです。

箱根駅伝を走るべき選手
今年度主力として期待していた中村は5000Mで13分54秒まで記録を伸ばしたものの、関カレ・全日本予選会失速と箱根1区粘走の片鱗も見せられませんでした。平は5月末に復帰すると自己ベストこそなかったものの、5000M13分50秒台で安定。光延も全日本予選会は目立てませんでしたが、ホクレンで29分3秒の自己ベストと悪くはなかったです。この前半戦大きく飛躍したのは永山と三井。永山は入学してそうそう自己ベストを出すと、関カレ13分58秒の自己ベストで10位、全日本予選会好走、ホクレンで29分19秒の自己ベストと早速戦力になりました。三井は自己ベストはなかったものの、関カレハーフ入賞、全日本予選会好走と大舞台で結果を残し、箱根出走してもまとめてくれそうな感じを出してきています。三浦は4月半ば以降レース出走がなかった(?)ものの、7月末にレース復帰。ただ、今年も山下りだけかな。

前半戦伸びた選手やエントリーに絡んでくる選手
永山以外の新入生もまずまずだったと思います。清水は記録こそ平凡でしたが、記録会で積極的なレースを展開。岡田は関カレ3000SC決勝進出、小澤は1500Mで3分48秒の自己ベスト。唯一車田だけが故障で前半戦出走ありませんでした。他、エントリーに入ってくる選手では佐藤はしばらくレースに出ていなかったものの、ホクレンで29分46秒で復帰。藤原は4月半ば以降レースに出ていなかったものの、ホクレンで組トップ29分32秒で復帰しています。他では、4年生で中村が29分45秒の自己ベスト、藤岡が14分23秒、30分6秒を出し全日本予選会エントリー入り、大島がホクレンで29分36秒などあったものの、出走メンバーにはまだ遠そうです。

まとめ
春先まではどうなるのだろうかといった印象でしたが、関カレ後に平・光延・柳が復帰、7月に三浦・武田・藤原・佐藤が復帰ということで何とか故障者なしの状態で夏合宿に臨めそうです。流れを変えられるエースはいないものの10番手くらいまでは強く逆にそれ以降は選手があまりいない印象。清水・石田・鈴木など高校時代に実績のある選手がもっと伸びてくれば更に層の厚いチームが作れると思います。箱根は厳しいにしても、出雲・全日本に関しては小粒とはいえ繋ぎ区間にある程度強い選手がいますし、優勝争いに絡むこともできると思います。ただ、昨年もそう言われながら全日本駅伝シード落ち、箱根駅伝5位と伸び悩んだだけにまずは、3位以内を目指して最低限全日本駅伝のシードは取りたいところです。


現時点の予想オーダー
出雲:平3ー柳4ー高田4ー永山1ー安井2ー井戸3
全日本:井戸3ー高田4ー光延2ー安井2ー永山1ー中村3ー平3ー柳4
箱根:井戸3ー高田4ー武田3ー平3ー安井2
    三浦4ー光延2ー永山1ー柳4ー中村4

全日本大学駅伝予選会予想(1)早稲田大学

1組
三井泰樹(4年)
全日本13年補欠
関カレ15年ハーフ8位
昨秋に29分40秒、上尾ハーフ64分7秒と好走した選手。関カレハーフでは予想外の入賞を果たした

藤岡孝彰(4年)
全日本14年補欠
今年度に入って5000M,10000Mで自己ベストを連発しており、14分23秒、30分6秒まで自己ベストを伸ばしている

2組
光延誠(2年)
箱根15年補欠
全日本14年5区11位
関カレ14年5000M12位
日本インカレ5000M入賞している選手。関カレ・その後の記録会も欠場したが、故障ではないらしい??

永山博基(1年)
関カレ15年5000M10位
都大路4区5位の実績がある。春先から5000Mで自己ベストを連発しており、関カレも健闘した

3組
安井雄一(2年)
箱根15年8区7位
関カレ15年10000M15位・14年1500M予選
学生ハーフ62分台で走っている選手。4月末に29分26秒の自己ベストを出すと、関カレも29分台で走った。

中村信一郎(4年)
箱根15年1区11位・14年10区10位(5区8位)
全日本14年3区15位・13年補欠
関カレ15年10000M23位ハーフ25位
昨年度急成長した選手。4月初めに14分5秒の自己ベストを出したが、関カレは10000Mハーフともに結果を残せなかった。

4組
高田康暉(4年)
箱根15年2区6位・14年2区1位(2区4位)・13年補欠(2区4位)
全日本14年2区7位・13年6区3位・12年5区6位
関カレ15年5000M8位・13年ハーフ9位
エース。4月初めに13分50秒の自己ベストを出し、関カレでも入賞した。20kmの方が得意な印象。

井戸浩貴(3年)
箱根15年3区8位・14年8区9位
全日本14年6区3位・13年7区3位
関カレ15年ハーフ2位・14年ハーフ7位
大舞台で安定しているものの爆発力はない印象だったが、関カレハーフで日本人トップだった。

補欠
柳利幸(4年)
箱根15年9区4位・14年7区5位(1区9位)・13年8区14位(補欠)
全日本14年1区8位・13年1区15位・12年1区12位
関カレ14年10000M8位
トラックでは一番結果を残している選手。4月初めに13分台で走っているが、関カレはエントリーから漏れた

平和真(3年)
箱根15年4区9位・14年4区2位(補欠)
全日本13年3区7位
関カレ14年10000M16位・13年5000M34位
5000M13分45秒の自己ベストを持つスピードランナー。5月末の復帰戦で13分台を出している。

主なエントリー漏れ
武田凛太郎(3年)…主要大会で安定して結果を残す選手。4月半ば以降レースに出走していない

変更予想 2光延→平
三浦にトラックの安定感が足りず、武田・佐藤としばらく記録会に出ている選手が少ない中で順当なエントリーをしてきた印象。カギとなり変更にも大きく関わってきそうなのは光延・柳の調子。どちらかの調子が悪くなければ平は藤岡と変更になると思います。走力は全く問題なく、もう一つカギとなるのはメンタル面でしょう。久しぶりの全日本予選会ということと、1組に経験の少ない4年生を起用しているところは少し気になるでしょうか。ただ、おごって序盤引っ張り続けるなどをしなければ十分通過する印象。永山・中村など不安が全くない訳ではないですが、トップ通過の最有力候補だと思います。

卒業生のまとめ&2015年度の展望(13)早稲田大学

4年
山本修平
箱根15年5区10位・14年補欠(3区5位)・13年5区3位(3区3位)・12年5区3位(3区2位)
全日本14年4区2位・13年4区3位・12年4区2位・11年1区12位
関カレ14年5000M21位10000M15位・13年5000M11位10000M23位・12年10000M11位・11年10000M17位

田口大貴
箱根15年10区7位・14年9区7位・13年10区4位(5区8位)
全日本14年8区11位・12年補欠・11年補欠
関カレ14年ハーフ12位・13年ハーフ38位・12年ハーフ14位

高橋広夢
箱根14年5区12位
関カレ14年3000SC3位

臼田稔宏
箱根15年補欠・14年補欠(補欠)・13年補欠・12年補欠
全日本13年補欠

岡田健志
箱根15年補欠

山田侑矢
箱根14年補欠

亀田卓志
関カレ14年1500M予選

池山謙太
関カレ14年1500M予選
山本は1年の出雲で驚きの好走をすると、3年までは準エース、4年はエース格としてチームを支えました。2年春にトラックのタイムを伸ばしましたが、3年以降は前半戦は微妙。ただ、夏でしっかりと調子を戻してきて日本インカレ以降結果を残すというパターンでした。田口は徐々に成長して、2年箱根は最後の競り合いこそ負けたものの好走。その後ハーフ62分台連発、13分台、28分台と記録を伸ばしました。ただ、日本インカレ一度入賞したくらいで、三大駅伝の最高成績は2年の箱根と大舞台では記録会のようには結果を残せませんでした。高橋は3年秋まで14分20秒台、10000M30分少し、ハーフ64分台ギリギリと早稲田の中では平凡な選手でしたが、上尾ハーフ64分9秒と好走すると急遽箱根5区に抜擢。粘って驚きの走りでした。4年になってからは秋以降不調で苦しんだものの、前半戦で3000SC関カレ表彰台に立つなど好調でした。臼田は山下り候補として4年間箱根エントリー入り。ただ、上級生になって伸び悩んだことと1学年下に三浦がいたことで箱根出走できませんでした。

3年
高田康暉
箱根15年2区6位・14年2区1位(2区4位)・13年補欠(2区4位)
全日本14年2区7位・13年6区3位・12年5区6位
関カレ13年ハーフ9位

柳利幸
箱根15年9区4位・14年7区5位(1区9位)・13年8区14位(補欠)
全日本14年1区8位・13年1区15位・12年1区12位
関カレ14年10000M8位

中村信一郎
箱根15年1区11位・14年10区10位(5区8位)
全日本14年3区15位・13年補欠

三浦雅裕
箱根15年6区1位・14年6区2位・13年補欠
全日本14年補欠・13年補欠
関カレ14年5000M25位

三井泰樹
全日本13年補欠

藤岡孝彰
全日本14年補欠

鳥山賢
関カレ14年3000SC予選
箱根2区区間賞で飛躍するはずだった高田は故障で夏に復帰。10000M28分49秒の自己ベストを出しましたが、全日本インカレ31分台・全日本もそこまでよくありませんでした。ただ、上尾ハーフ62分2秒、箱根2区も自分で引っ張って好走と20kmは強くなったなと思います。前半戦エースとしてチームを引っ張っていたのは柳。関カレ10000M入賞、全日本インカレ10000M5位、5000M,10000Mで自己ベスト、全日本で苦手な1区も無難に走り、箱根も主要区間で結果を残すと飛躍な1年になったと思います。また、中村も大きく伸びました。前半戦5000Mで何度も自己ベストを出すと、秋に10000M28分台、上尾ハーフ62分半と好走。全日本こそうまくいかなかったものの、箱根では1区で粘ってくれました。三浦は箱根駅伝6区区間賞をだし、学生ハーフ62分45秒。ただ、例年箱根まではうまくいかないので、前半戦・秋とどれくらい結果を残せるかは未知数です。他、三井がエントリーにこそ入ってこなかったものの、29分40秒、上尾ハーフ64分7秒と好走して面白い存在になってきました。

2年
武田凜太郎
箱根15年7区5位・14年3区5位(4区5位)
全日本14年補欠・13年5区4位
関カレ13年10000M25位

井戸浩貴
箱根15年3区8位・14年8区9位
全日本14年6区3位・13年7区3位
関カレ14年ハーフ7位

平和真
箱根15年4区9位・14年4区2位(補欠)
全日本13年3区7位
関カレ14年10000M16位・13年5000M34位

佐藤淳
箱根15年補欠・14年(補欠)
全日本14年7区12位・13年補欠
関カレ14年ハーフ20位

柄本勲明
箱根15年補欠

浅川倖生
関カレ13年1500M予選

鈴木洋平
関カレ13年3000SC予選
主軸として活躍が期待された武田・平・井戸ですが、故障なく活躍できたのは井戸でした。井戸は14分00秒、28分58秒の自己ベストを出しました。関カレハーフ7位、箱根3区8位と安定していますが、もう1ランク上の走りを大舞台でも見せて欲しいところ。武田は故障で前半戦出られず、秋口に復帰しましたが、慎重を期して出雲・全日本は出ませんでした。ただ、箱根7区5位、学生ハーフ63分12秒ということで徐々に本調子に戻ってきた印象。平は前半戦13分45秒、29分7秒の自己ベストと絶好調。ただ、夏に故障して箱根には何とか出てきたものの本調子ではありませんでした。佐藤はこの1年14分16秒、29分20秒、上尾ハーフ62分49秒と好走。全日本はうまくいきませんでしたが、この経験を活かして欲しいところ。他、高校時代15分台だった柄本が29分58秒、故障で前半戦あまり出られなかった浅川が12月に再度29分台出しています。

1年
安井雄一
箱根15年8区7位
全日本14年補欠
関カレ14年1500M予選

光延誠
箱根15年補欠
全日本14年5区11位
関カレ14年5000M12位

藤原滋記
箱根15年補欠

石田康幸
全日本14年補欠
光延・安井が特に順調でした。光延は前半戦から好調で日本インカレも5000M7位入賞、10月に29分14秒の自己ベスト。その後いったん成績が残せませんでしたが、学生ハーフ63分台と長い距離にも適応しているところを見せました。とりあえず、関カレ5000Mに期待。安井はトラックでは存在感をみせられませんでしたが、上尾ハーフ63分半を出し箱根もしっかり走ると学生ハーフで62分台出しました。藤原は学生ハーフ65分4秒でしたが、10000Mでは11月に29分23秒の自己ベストを出しまずまず。石田は記録が出やすくない神奈川ハーフで65分15秒で走っています。谷口は大学に入ってから苦しんでいましたが、12月にレース復帰しています。

新入生情報
車田楓 学法石川(福島)14.18.02
12年都大路4区11位・13年都大路4区7位・14年都道府県1区4位・14年IH5000M13位・14年都大路1区11位
清水歓太 中央中等(群馬)14.08.97
13年都道府県4区27位・14年都道府県5区3位・15年都道府県5区2位
永山博基 鹿児島実 14.16.68
12年都大路3区17位・13年都道府県4区21位・13年IH5000M12位・13年都大路4区5位・14年都道府県1区37位・14年都大路1区38位・15年都道府県5区5位
小澤直人 草津東(滋賀)14.13.22
13年都大路1区31位・14年都道府県1区31位・14年IH1500M16位・15年都道府県1区39位
岡田望 國學院久我山(東京)14.41.87
14年都大路1区49位
井上翔太 千種(愛知)14.55.30
西田稜 早稲田学院(東京)15.17.90 
山内敬仁 熊本 16.04
スポーツ推薦は例年通り面白い選手が取れているのですが、附属校や指定校推薦などからここ3年面白い選手が入ってきていたのが今年はない印象。最も即戦力になりそうなのは車田と清水。車田は1年都大路から4区で好走すると、都道府県、IH、都大路と上級生になってもしっかり成績を残しています。清水は都大路こそ経験ないものの、都道府県で2年連続5区を好走。特に今年はトップで走っていた小笹と並ぶタイムで走りきりました。また、永山も十分即戦力になりうる可能性のある選手。上級生になってからやや失敗レースが多い印象ですが、2年時にIH5000M決勝に残っていますし、スターターでなかった今年の都道府県は好走しています。小澤はとりあえず1500Mや5000Mといったトラックでスピードのあるところを見せてほしいところ。他には都大路1区出走している岡田がいます。

まとめ
田口・山本が抜けますが、箱根を2年連続経験している選手が7人に、ハーフ62分台の佐藤・安井、日本インカレ5000M入賞の光延、そして新入生も例年通り即戦力の選手がいるということで、一つ勝負の年になると思います。懸念は2点。箱根以外では流れを変える選手がいないところ。高田は20km以外では過度の期待はかけられませんし、柳はあらかじめ自分で展開を想定しておきたい選手です。序盤区間で一人で流れを立て直す選手がいないのが懸念の一つ。箱根では5区対策です。昨年高橋が急遽好走するなどあまり心配はしていませんが、宮上・神野など今年が勝負になるチームは山登り好走者が既にいるので、どれくらい走れるかがポイント。少なくとも青学に次いで対抗と呼ばれる位置は確保したいところです。

現時点の箱根予想オーダー
中村4ー高田4ー武田3ー清水1ー安井2
三浦4ー平3ー井戸3ー柳4ー光延2
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