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卒業生のまとめ&2016年度の展望(7)大東文化大学

4年
大隅裕介
箱根16年7区10位(補欠)・15年1区9位・14年9区17位(137位)・13年補欠
全日本15年補欠(4組26位)・14年4区10位(3組15位)・13年7区7位(OP6位)
関カレ15年10000M9位ハーフ31位・14年5000M23位10000M20位

森橋完介
箱根16年2区18位(6区8位)・15年8区11位・14年補欠(155位)
全日本15年4区11位(3組19位)・14年補欠(2組28位)
関カレ15年ハーフ10位

立花克広
箱根16年8区7位
全日本15年補欠

清水建伍
箱根16年補欠

石田政
箱根15年補欠
全日本14年7区14位
関カレ12年1500M予選
もともとそこまでリクルートがよくなかった上に、1個上の市田世代が活躍したことで谷間の学年となってしまいました。その中でも最終学年主力として活躍したのは大隅と森橋。最終学年エースだった大隅は1年時に30分少しで走ると、2年時に全日本予選会と全日本で好走、自己ベスト29分20秒台まで伸ばしブレイクしました。3年時に28分台、箱根1区で粘るなど主要区間で戦えるようになりエースとして期待されたものの、最終学年は出雲の前に故障して、三大駅伝ではチームも個人としても悔しい結果となりました。森橋は2年の秋以降出てきたものの、その頃はまだ最低限走ってくれるという印象でした。大きく成長したのは3年秋以降。上尾ハーフ64分18秒、10000M29分台を出して箱根しっかりと走ると、4年になってから全日本予選会自己ベスト。出雲・全日本ではチームが撃沈する中奮闘して、最後は箱根2区まで経験できました。立花は2年時にハーフ65分台、3年時に30分8秒の自己ベストを出したものの、4年夏まで全くエントリーに入ってきませんでした。ただ、最後の全日本でエントリーに入るとその後29分台の自己ベスト、箱根で驚きの好走を見せることができました。もともとこの学年で最も期待されていたのは石田。IH1500M5位、都大路1年時に4区8位と好走していました。3年秋に10000M30分10秒台で3本揃えるなど復活したと思ったのですが、最終学年は戦力になることができませんでした。他には、3年秋でぐんとのびて、4年時に全日本予選会・箱根のエントリーに入った清水もいます。

3年
北村一摩
箱根16年10区19位(1区14位)・15年7区17位・14年補欠(160位)
全日本15年2区17位(3組4位)・14年3区10位・13年5区13位(1組18位)
関カレ15年5000M14位

鵜沢駿介
箱根16年6区8位
全日本15年5区9位・14年補欠

下尾一真
箱根16年3区15位
全日本15年3区16位・13年補欠

中野光
箱根16年補欠(5区13位)
全日本15年6区18位
関カレ15年3000SC4位・14年3000SC6位・13年3000SC10位

鈴木太基
箱根16年補欠

石橋優哉
箱根15年補欠
全日本14年補欠
北村は良くも悪くも変わりませんでしたね。春に5000Mの自己ベストを更新し全日本予選会も好走、出雲前に14分5秒、29分8秒の自己ベストとトラックは確実に成長しました。その一方で、出雲1区関東最下位、箱根も状態よくなかったのでしょうが区間19位とロードでの成長は見せられず。とりあえず、全日本予選会最終組期待したい。また、秋になって一気に下尾と鴇沢が伸びてきました。下尾は1年時に29分台出してからなかなか目立っていませんでしたが、12月に29分25秒と驚きの自己ベスト。箱根何とか粘ると学生ハーフ64分22秒の自己ベストと波にのっています。鴇沢も9月末に29分49秒の自己ベストをだし、全日本・箱根好走、学生ハーフ64分35秒と主力に成長しました。中野は出雲・全日本に出走したものの撃沈と3000SC以外は戦力に入れるのは怖いですね。石橋は8ヶ月ぶりに12月に30分半で復帰すると学生ハーフ65分15秒の自己ベスト。鈴木は年間通してあまりよくなかったものの、学生ハーフ65分17秒の自己ベスト。他では、川野部が前半戦好調で30分12秒まで自己ベストを縮めてきました。

2年
原法利
箱根16年9区10位(3区9位)・15年4区16位
全日本15年1区27位(4組35位)・14年補欠(1組7位)
関カレ15年ハーフ33位

林日高
箱根16年5区19位・15年補欠
全日本15年補欠

山本翔馬
箱根16年補欠(補欠)・15年補欠
全日本15年8区17位(1組12位)・14年補欠
関カレ15年3000SC8位・14年3000SC予選

前田将太
箱根16年(2区11位)
全日本15年補欠(1組11位)
関カレ15年5000M22位

渡辺拓巳
全日本15年補欠(2組10位)
関カレ15年1500M12位
準エースとして期待されていた原は自己ベストの更新がなくややムラもありましたが、出雲や箱根など主要区間で健闘もしました。林はあまり目立っていませんでしたが、11月以降上尾ハーフ64分14秒、10000M29分36秒と一気に出てきましたね。ただ、急遽任されることになった箱根5区では厳しい戦いとなりました。前田は全日本予選会好走、出雲前に29分45秒の自己ベストを出したものの、出雲以降レースに出てこず、復帰したのは2月でした。学生ハーフ67分台かかるなど長い距離は未知数ですが、その前の日本クロスカントリーで平や中村(青学)に勝つなど城田いは戻しているので、全日本予選会期待したい。山本は前半戦は良かったものの、秋以降自己ベストを出す一方で、31分台を複数回出すなどもう少し安定感がほしいです。ほかでは、渡辺が関カレ1500M決勝進出、全日本予選会好走と前半戦絶好調。ただ、12月以降レースに出ていません。

1年
新井康平
箱根16年1区19位(補欠)
関カレ15年1500M予選

大久保陸人
箱根16年補欠(4区13位)
全日本15年7区16位(2組8位)

中神文弘
箱根16年4区19位

谷川貴俊
箱根16年補欠
関カレ15年5000M48位

斎藤諒
箱根16年(補欠)
谷川が出てくるかなと思っていましたが、新井と大久保が出てきましたね。大久保は全日本予選会好走し、出雲前に30分0秒の自己ベスト。三大駅伝はうまくいきませんでしたが、箱根前の故障をじっくりと直して復帰してほしい。新井は11月までほとんど目立っていませんでしたが、13分57秒、29分33秒、箱根1区も64分少しと奮闘していました。千葉クロカン途中棄権以降レースに出ていないですが、将来エースになって欲しい選手なのでじっくり直してほしいです。谷川は4月に14分11秒の自己ベスト。秋以降30分半、ハーフ65分台で走っているものの春先の勢いを考えればもう少しのびてほしかったです。他、中神が12月に29分40秒で10000M走って箱根出走、斎藤も9月末に14分23秒で走り出雲エントリーに入りました。奈須・副島は少なくとも秋以降レースに出ていたものの、14分40秒台以降でした。

新入生情報
川澄克弥 水城(茨城)14.19.86
14年都大路1区50位・15年都大路1区11位・16年都道府県5区4位
奈良凌介 仙台育英(宮城)14.07.56
14年都道府県5区29位・14年都大路1区17位・15年都道府県1区16位・15年都大路1区14位・16年都道府県5区10位
飯嶌健斗 拓大一(東京)14.34.77
只隈健太 仙台育英(宮城)14.42.65
浅野有紀 広島皆美 14.43.06
佐藤弘規 宮崎日大 14.43.61
谷川恒太 八代東(熊本)14.59.64
神戸航輝 健大高崎(群馬)3.57.82
ここ数年と比べるとまずまずのリクルートでしたが、今年が豊作の世代だったことや監督の息子が入ってくることを考えればもう少し良いリクルートをしたかったというのが正直なところだと思います。即戦力ルーキーに関しては川澄と奈良というように例年以上取れました。川澄は2年都大路で撃沈したものの、3年春から成長しているところを見せると、都大路・都道府県ともに好走しました。奈良は2年時は三浦の影に隠れていたものの、2年以降全ての全国駅伝で区間20位以内としっかり走っています。ただ、例年複数いる14分20~30秒台の選手や都大路経験者が飯嶌以外1人もいません。石田・北村・谷川など市田以降思ったように即戦力ルーキーを育てきれていない不安は解消されたとしても、層の厚い学年にするのは難しそうです。


箱根予選会
60分半以内…原・(下尾)・(新井)
61分以内…北村・鴇沢・(奈良)・(川澄)
61分半以内…林・大久保・山本
62分以内…鈴木・石橋・渡辺
62分半以内…谷川・中野・中神・前田・斎藤

まとめ
良くも悪くも伸び代が大きく先が未知数な選手が多い印象。とりあえず、全日本予選会は楽しみだと思います。トラックでは予選会のエースクラスと渡り合える北村、全日本予選会最終組出走経験のある原、29分30秒台の自己ベストを持ち箱根健闘した新井・下尾、昨秋以降好調な鴇沢に加えて川澄・奈良も都大路10km好走しています。足並みが揃っていない気もしますが、ある程度しっかりと組めれば通過できる可能性は十分と思います。ただ、箱根予選会は不安ですね。一応、()の選手を伸び代含めて高めに設定して10時間10分、()の選手を30秒下げると10時間12分となり完璧に走ってもボーダーギリギリです。根本的な課題は稼ぐべき選手がいないこと。北村が大学に入ってからロードの実績がなく、原も59分台までは見えづらいため、チームトップが60分半くらいになる可能性も十分あります。ただ、いきなり大きく稼ぐエースを作り上げるのは難しいだけに川澄・奈良もしっかりと距離対応させてチーム全体のレベルを上げたいところ。新3年以下に楽しみな選手が多いだけに何とか箱根出場を続けたいですね。

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